事件概要
マッチングアプリで知り合った高齢男性に色恋を持ちかけ、カネをだまし取った容疑で逮捕されていた加藤ありさ被告(22)が起訴された。「りりちゃん」こと渡辺真衣被告と同じ名古屋で活動していた”元女子大生頂き女子”である。今回新たに紹介する被害男性(30代男性)がだまし取られた金額は15万円と少額だ。男性は「自分の経済状況を見て、ギリギリ払える額を要求したのだろう」と振り返る。(デイリー新潮編集部)
加藤ありさのプロフィール
名前:加藤ありさ
年齢:22歳
住所:愛知県名古屋市中区
容疑:詐欺の疑い
加藤ありさの顔画像
(出典:デイリー新潮)
加藤ありさの手口は?
デイリー新潮の記事を引用。
Aさんは彼女いない歴10年。30代後半。
5年くらい前から3つのマッチングアプリを使って数人と会ってきたが、交際に発展することはなかった。7月下旬、アプリで加藤ありさと出会い、「この娘となら真剣交際に発展するかも」と夢見ることになる。
Aさんは名古屋市栄の喫茶店で加藤被告に初めて会った。
「正直、最初会った時はプロフィール写真と全然違うので戸惑いました。とはいえ、若くて笑顔が可愛らしい子だった。名古屋駅近くのアパレルショップで働いているとしか話しませんでした。」 甲高く透き通る声をしていて、喋りやすい子だった。
「聞き上手でよく笑う子。初日は1時間くらい楽しく会話して別れました。ただ、あまり期待はしていなかった。なにしろ相手とは15歳くらい離れていましたので、どうせ相手にされないだろうと」
だが、Aさんの予想に反して、加藤被告は別れた直後から好意的なLINEを送ってきた。
加藤被告:Aくんとよんでもよかったですか?
Aさん:正解です!
加藤被告:嬉しいです!!私のこともいい感じに呼んでください笑笑
連日、LINEは朝から晩まで続いた。
ありさ:おはよです!
Aさん:おはようー 加藤被告 今日も頑張りましょー!
ありさ:昨日の夜からお腹下してトイレとお友達してる笑
朝はこんな感じで始まり、夕方には、
ありさ:お仕事終わったー!
ありさ:Aくんも終わった?
Aさん:お疲れ様!
ありさ:まだー Aくんおつかれさま(T . T)
ありさ:無事家に着いた?
さらに次のデートの計画まで。加藤被告 明日の休みが確実ではないのか
ありさ:会えそうな日会いたいな
Aさん:会いたいね
婚活に敗退続きだったAさんは慎重だった。
「彼女を疑うというより自分の男としての実力を疑っていた感じです。30代後半のおじさんが本当にこんな若い娘と付き合えるのかなって。
ただ“おはよう”で始まり“おやすみ”で終わる日常に幸せを感じていました。
10年以上も経験していないことでしたので。
「餃子の王将行きたい」と”庶民派”ぶっていた加藤被告。
徐々に加藤被告を信用していく。
毎日のようにLINEを交わしながら週に1回くらいのペースで1時間くらいお茶や食事。
たまに電話もした。
「今日何を食べたかとか、次どこに食べに行こうとか、たわいのない話ばかりでした」
Aさんはこう振り返る。 「むしろ、僕に対してはプライベートな話は明かそうとしませんでした。僕の方から積極的に口説こうとしなかったことが理由なのかもしれません」
加藤被告は相手を見ながら攻略方法を変えていたのである。
やがて恋に落ちてしまったAさん。加藤被告の「要求度の低さ」にやられたと振り返る。
「僕は年収が500万程度。おしゃれに興味がなくいつも小汚い格好をしていたけれど、彼女は気にしている様子が全くなかった。デートも普段行く庶民的なお店ばかりでしたが『おいしい』といつも喜んでくれました」
ありさ:王将行ったことない~
ありさ:金曜日王将行く?
Aさんが好きな「餃子の王将」に行きたいと。
はしゃぐ加藤被告のメッセージが数多く残されていた。
「お茶した後、駅まで向かう時、2メートルくらい離れて歩いていたら『ちょっと距離遠くない?』『もっと近寄ろう』と間を詰めてきたこともありましたね。
ピッタリ肩を並べてきたのでドキドキしました」
こうして1カ月かけてAさんを籠絡した加藤被告は、”最後の仕上げ”に取り掛かった。
8月24日夜。
Aさんが仕事帰りにいつものようにLINE。
Aさん:お疲れ様―
ありさ:Aくーんお疲れ様T . T。
涙の絵文字を見た Aさんは焦った。
Aさん:今日どした?なんか元気ないかな?
その後、17分51秒通話している記録が残っている。
電話するとすごく落ち込んでいて、ため息ばかりついてなかなか切り出そうとしない。
やがて
ありさ:『お母さんが入院しちゃって…』
と打ち明け、
ありさ:『家賃2カ月分が払えなくて貸してくれるとありがたいんだけど…』
と申し訳なさそうに頼んできました。
Aさん『いくらなの?』
と聞くと
ありさ:『15万円くらい…』。
Aさん:『わかった、貸すよ』
と言っちゃいました。
翌日、急遽食事をすることに。
本当は以前から楽しみにしていた「餃子の王将」に行く予定だったが混んでいたため
「磯丸水産」に変更した。
そして食事後、AさんはコンビニのATMに立ち寄り15万円を加藤被告に手渡した。
加藤被告はAさんの手を握り、目を潤ませながら「ありがとう」と言って去っていったという。
ただ後で振り返るとおかしな点があった。
「カネがないという割には
ネイルが変わっていた。
購入してきたばかりの犬の餌が入ったペットショップの紙袋を持ってい。。
ただ、あの時は“僕が彼女を守ってやるしかないんだ”という気持ちで盲目になっていたのです。
15万円は僕の経済状況からギリギリ引っ張り出せると踏んだ額だったのでしょう。
その後はお決まりのパターンだ。
「アフターケア」のLINEは続いたが、1週間、2週間と経過するうちに徐々に返事が遅く、雑になっていき、最後の方はメッセージではなくスタンプで返してくることが多くなった。
とうとう既読がつかなくなった。
いつしかブロックされていて、だまされたと気づいた。
音信不通になった後は、1週間くらいは引きずりましたね。
完全に惚れ込んでしまっていたので…
警察署に被害相談に行ったが、
「借用書もなく現金での手渡しだったと聞いた警察官は
『証拠がないので民事で争うしかありません』。
泣き寝入りするしかなかった。
加藤ありさに対するネットの反応は?
第三者や自分でも後から冷静に振り返れば、何故騙されたんだろう?とか何故信じてしまったのだろう?とか思いますが、エアポケットにでも落ち込んでしまったようにしかどうにも理解できないですよね。一瞬の心の隙があったとしか言えません。実際に出会い系アプリで知り合ってスピード結婚して幸せになっている人もいますからね。何でも信じ込むのは良くないと思うけど、何でも疑ってかかるのもまた難しいですよ。
今の時代、写真はどうとでもなるからね。 マッチングアプリ用の写真は明らかに加工してるけど、学生証と実物はそこまでかけ離れてないと思うけど。 お母さんの入院費なんてコテコテの話に乗ったらダメだよ。 彼女いない歴10年の30代後半、すなわちアラフォー男性が、20代そこそこの女子大生、しかもアプリで見る限りは(加工で)可愛い女子と付き合えると思うことにまず疑いを持たないと。
まあもちろん騙す方が悪いけど、騙される方もどうしちゃった?って感じかな。 しかし特殊詐欺と一緒で、簡単に騙され過ぎだよね、両方ともあり得ないシチュエーション内容だし、会ったこともないような人からお金の話しが出たら100%詐欺!もうこれ以上被害者が出ないように、ホントに騙されないで。
騙す方が悪いですが、男もこんなのに騙される程度の経験しかしてこなかったんですね。高い授業料だと思うしかない。どんなに仲が良い相手だろうと、金の無心をしてきた時点で疑うべし。
「甘い話には裏がある」と言うことわざが ありますが 出会い系に限らずどんな事でも そう思います。お金の話なんか出て来たら 危機センサーを全開にしないと。最初 甘い蜜を吸わせて 仲良くなった芝居をして程よいところで お金の話が出してきて 相手の誠意を利用してお金を搾取する。被害者が浮気とかだったら 弱味を握られてるから出すしか無いよね。 こんなの、昔からの常套手段ですよ。
男女の付き合いに疎くて ディナーデートに餃子の王将を選んだのが逆に幸運でしたね 「こいつは金を持ってなさそうだからあんまり引っ張れないな」 と思われたから15万で済んだのだと思います。
まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございました。
被告には更生して頂きたいの一言ですね。