HOME配信済み作品のあらすじ「キングダム 遥かなる大地へ」のあらすじ解説

2023年7月に最新作の公開が迫るシリーズ3作目となる『キングダム3 運命の炎』。公開が近づくにつれファンの間でも期待が高まっています。

このサイトでは『キングダム3 運命の炎』の公開前に、前作『キングダム2 遥かなる大地へ』のあらすじを詳しく紹介します。

最新作に向けてのおさらいや、興味はあるけどまだ鑑賞していない方。参考にしてみてください♪

『キングダム2/遥かなる大地へ』 あらすじ紹介


1.信 初陣へ

キングダム信
c集英社/原泰久/東宝

時は春秋戦国時代。実弟、成?(せいきょう)のクーデターを阻止した?政(えいせい)は、若くして秦の王となった。

ある日、若き秦王政のもとに謎の刺客が現れる。刺客は手ごわく、政自身も剣を抜き、抗うも圧倒されてしまう。

窮地(きゅうち)の時、政と共にクーデターを鎮めた信(しん)が現れ、刺客に立ち向かう。信は天性の戦闘センスを発揮し、駆けつけた河了貂(かりょうてん)の活躍もあり、政は九死に一生を得る。

刺客は死の間際、伝説の暗殺集団”蚩尤”(しゆう)の存在を仄(ほの)めかす。

政の命を狙った刺客を手引きしたのは、国内にいる反逆者の仕業であると断定されるが、本格的な調査に乗り出す前に、隣国魏が秦に大軍で攻め込んできたとの報せが入る。

秦に侵攻した魏を迎え討つ為に、信は政と河了貂に「生きて帰ってくる」と約束し、戦場へと向かうのだった。

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秦軍と魏軍の大軍が睨み合う”蛇甘平原”(だかんへいげん)。信は一兵卒として軍隊に合流する。そこで再会したのは、同じ村の出身で顔見知りの尾平(びへい)と尾到(びとう)兄弟だった。

意外な再会に喜びを噛み締めるのも束の間。上級将校から五人が一組となって戦う陣形”伍”を組むように指示が飛ぶ。

如何にも強そう男達は、早々と”伍”を結成し、少年の信は誰からも声を掛けてもらえない余りものの一人となってしまう。

そんななかひ弱そうな男、澤圭(たくけい)に声を掛けられ、信は彼が指揮をとる”伍”に入ることに。

“伍”の面子は、伍長の澤圭、信、尾平、尾到。そして、無口な少年、羌?(きょうかい)。信は彼等と共に、初陣へと向かうことになる。

2.?公(ひょうこう)将軍 登場

キングダム?公
c集英社/原泰久/東宝

伍を結成した信達は、秦軍の指揮をとる?公の部下である千人将の縛虎申(ばくこしん)隊へと配属になる。

縛虎申隊に配属となった信達に命令として下ったのは、すでに”蛇甘平原”の地の利である丘をおさえた魏軍から丘を奪取し、地の利を得ることだった。

縛虎申は特攻好きと知られ、彼の隊は兵の損耗が激しいと有名であった。縛虎申は圧倒的な寡兵(かへい)であるにも関わらず、信達に丘へと特攻を仕掛け、何としても奪取することを命じる。

いざ戦争が始まると、信は臆することなく魏軍へと突撃し、信を含む歩兵達の活躍もあり、魏軍は一時撤退を余儀なくされる。

だが、ほどなくして魏軍が装甲戦車を投入し、縛虎申隊は装甲戦車の蹂躙(じゅうりん)に成す術もなく、壊滅的なダメージを受け撤退することになる。

一方で本陣では、総大将の?公が縛虎申隊に相当な被害が出たことを知る。部下達に援軍を送るようにと進言されるが、?公は戦場の地図を睨み、何かを待っているかのように非情にも待機を命じるのだった。

3.羌?(きょうかい)の機転

キングダム羌?
c集英社/原泰久/東宝

魏軍の装甲戦車に成す術もない信達。しかし、羌?の機転によって装甲戦車の破壊に成功する。

孤立無援の状態にある信達は、僅かに勢いを取り戻すも圧倒的な兵力差の前に主戦場からの離脱を余儀なくされる。

共に戦場を戦い抜いた仲間を守る為、信は自ら囮となることを選び、羌?と共に追っ手を撃退する。

常人離れした剣技で、幾度も追っ手を退ける羌?だったが、突如、呼吸を激しく乱し、動くことが出来なくなる。信はしつこく迫る追っ手から羌?を守る為に、目の前にあった崖を飛び降りる。

無事に追っ手を巻いた二人は、崖の下で一夜を過ごすことになる。羌?が顔に巻いていた布がとれ、羌?が少女であることに驚愕する信。

何故、女性である羌?が戦場にいるのかと信は理由を訪ねる。

羌?は伝説の暗殺集団”蚩尤”(しゆう)の一人であると告げる。羌?と同じく”蚩尤”候補の少女は何人も存在し、最終的に候補の少女同士が殺し合いをし、生き残った一人が”蚩尤”を名乗れる。

羌?が姉と慕う人物が、現”蚩尤”の謀殺によって殺されており、羌?は魏にいるという現”蚩尤”を殺す為に、魏との戦に参加したのだった。

同じく兄弟のように育ってきた漂(ひょう)を失っている信は、復讐に意味はないと羌?を諭す。

4.決死の攻防

キングダム羌?
c集英社/原泰久/東宝

翌朝、信と羌?は尾平や尾到などの壮絶な戦場から生き残った仲間達と合流する。

信は生き残った数十人と手柄を挙げる為に、魏軍が守る丘を急襲することを提案。丘を守るのは、魏軍の将校、宮元(きゅうげん)が率いる数千。

無謀の特攻を仕掛けた信達に呼応して、縛虎申も騎兵を率いて丘の奪取に動く。

信達が放つ小さな火が、戦局を大きく変える”大炎”になると本能で察した?公は、信達に全軍で加勢するように指示を送る。

圧倒的な兵力差の前に、なかなか敵を切り崩せないでいる信達。しかし、羌?を含めた仲間達が、信を頂上へと向かわせる為に陽動を引き受ける。

ただの一兵卒に過ぎなかった信は、馬を奪い、縛虎申と共に丘の頂上へと向かう。

決死の突撃で丘の頂上に布陣する宮元の元まで辿り着いた、縛虎申隊と信。

縛虎申は自らの命を犠牲にし、宮元を討ち取ることに成功する。縛虎申は息を引き取る間際に、信に”勇猛と無謀の違い”を教え、戦場で散った。

5.魏の呉慶(ごけい)

キングダム呉慶
c集英社/原泰久/東宝

縛虎申が宮元を討ったことで、戦場の流れが一気に秦軍へと傾くかと思いきや、魏軍の総大将である呉慶は、秦に地の利を得させまいと?公率いる本隊との正面からの決戦に挑む。

その時、謎の小隊が現れる。小隊を率いているのは、秦の大将軍である王騎であった。彼は信達が奪った丘に辿り着き、戦場を見物しに来ただけだと信に告げる。

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正面から睨み合う両軍の総大将は、激しい攻防の末、一騎討ちで勝敗を決めることに。

万を超える数の兵士が静観(せいかん)する中、勝利したのは秦軍の総大将?公。

戦は秦の勝利で終結し、信は王騎から将軍として必要なものを教えられる。大将軍への道のりが遠いことを痛感した、信は魏へと向かう羌?と再会を約束し、秦の都咸陽(かんよう)へと帰還する。

6.呂不韋(りょふい)登場

キングダム呂不韋
c集英社/原泰久/東宝

秦軍の勝報にわく咸陽の宮廷。勝利を噛み締める間もなく、政の元に長らく不在であった呂不韋が帰還する。

若き秦王政を超える権力を持つ、呂不韋は猛武(もうぶ)、昌平君(しょうへいくん)という有能な部下を引き連れ、玉座に座る政の前に現れる。

政は部下の調べで、呂不韋が自身に刺客を放ったことを掴んでいた。しかし、呂不韋は刺客を放ったのは自分だと臆面(おくめん)もなく、臣下達の前で告げる。

呂不韋に比べると宮廷内での権力は、政の方が弱く、臣下達の前で呂不韋を糾弾することはできず、呂不韋の冗談だと受け流すことしかできなかった。

一方、”蛇甘平原”の戦いで戦功(せんこう)を挙げた信は、”百人将”へと昇格し、更なる進化を求めて、王騎から直々に修行をつけてもらう為、王騎の居城へと向っていた。

まとめ

以上、『キングダム2 遥かなる大地へ』のあらすじを紹介しました。

今作では、戦場での戦いが邦画とは思えないほどの圧倒的なスケールで描かれていました。

くわえて羌?、呂不韋など、これからの物語の中核となるキャラクターも登場し、ますます次回作への期待が高まります♪

7月に公開となる最新作『キングダム3 運命の炎』では、信の宿敵となる李牧(りぼく)、?煖(ほうけん)が登場する可能性が高いです。

当サイトでは、『キングダム3 運命の炎』で登場するであろう李牧、?煖の実写キャストを予想しています。気になる方はそちらの記事も一読ください♪

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※この記事は、2023年6月に作成したものです。