1.アソーカとは何者!?
（C）Lucasfilm Ltd.
アソーカのことをスター・ウォーズファンの方で知らない人も少なくはないはずです。それもそのはず！アソーカはEP1～9までその名前すら登場していないからです。
スター・ウォーズ「アソーカ」の主人公となるアソーカ・タノは、「クローン・ウォーズ」、「反乱者たち」、「マンダロリアン」に登場したキャラクターです。
EP1~EP9までアソーカの存在について触れられていないものの、アソーカはスター・ウォーズの歴史を語るうえで外すことのできないとても重要なキャラクターです。
2.アソーカのキャラクター紹介
まずは謎の多い元ジェダイアソーカについて分かり易く紹介していきます。
生い立ち
アソーカが初登場を果たしたのは、スター・ウォーズのアニメシリーズ「クローン・ウォーズ」です。
「クローン・ウォーズ」は、「エピソード2/クローンの攻撃」から「エピソード3/シスの復讐」の間を描いたアニメシリーズとなっていて、シーズン7まで制作されています。
「クローン・ウォーズ」では、アナキン・スカイウォーカーの弟子（パダワン）となり、共和国と分離主義勢力との戦争で大きな功績を残しています。
とある事件がきっかけで共和国とジェダイ・オーダーへの不信感が募り、アソーカはジェダイ・オーダーを去ることになりますが、アナキンにとって彼女はオビ・ワンに次ぐ理解者でした。
特徴
アソーカは、“トグルータ”という種族に属します。”トグルータ”は惑星シリの知覚種族です。
穏やかな性格かつズバ抜けた戦闘センスを持つのが特徴で、アソーカの他にジュダイ・マスターのシャアク・ティなども”トグルータ”です。
画像シャアク・ティ （C）Lucasfilm Ltd.
能力
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アソーカが特徴的なのは、一風変わった戦闘スタイル。
彼女は好戦的なスタイル“シエン”の使い手で、二本のライトセーバーを巧みに操ります。
“シエン”は七つあるライトセーバースタイルのうちの第五の型で、攻撃的かつ放たれたブラスターを跳ね返すなど、防御から攻撃に転じるのを得意としたスタイル。
アソーカのマスターであるアナキンも”シエン”の優れた使い手。師弟揃って同じスタイルを得意としている所に、アソーカとアナキンの絆を感じます。
超攻撃特化型のアナキンのスタイルとやや異なり、アソーカはヨーダに似た素早い動き、多彩なフェイントなどを独自に取り入れ、若くしてダース・モールに勝利するなどの天才的なセンスを発揮しています。
ライトセーバーの色
アソーカのライトセーバーの光刃の色は、珍しいホワイトです。
ジュダイの間に主流なのは、グリーンかブルーですよね。アソーカが扱うホワイトのライトセーバーはジェダイのなかでもかなり珍しい代物。
アナキンのパダワン時代は、彼女もグリーンのライトセーバー。そして、アナキンから譲り受けたブルーのライトセーバーを使っていました。
しかし、アナキンが暗黒面に堕ちてダース・ベイダーとなり、袂（たもと）を別ってから、アナキンから譲り受けたライトセーバーを手放すことに・・・
劇中で使用しているアソーカのライトセーバーは、帝国の尋問官を倒して奪ったライトセーバーです。
シスのライトセーバーは血のようなレッドが特徴ですが、アソーカ自身がライトセーバーの核となる”カイバークリスタル”を浄化した結果、光刃は白い輝きを放つようになりました。
3.アソーカの軌跡（きせき）
クローン・ウォーズでアソーカ初登場
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アソーカはクローントルーパーを投入する共和国とドロイドを投入する分離主義者との長きにわたる戦いを描いた、スター・ウォーズのアニメーションシリーズ「クローン・ウォーズ」で登場しました。
後にダース・ベイダーとなる最強のジェダイ、アナキン・スカイウォーカーのパダワン（弟子）となり、アソーカはアナキンと共に数多の戦場を駆け巡り、ジェダイとして指揮官として成長していきます。
アナキンとアソーカは、当初は反目（はんもく）し合っていたものの、二人で幾度も死線を潜り抜けていくなかで、家族のような強い絆を作り上げます。
しかし、アソーカは戦争を続ける共和国に不信感を抱き始め、ある出来事をきっかけにジェダイ・オーダーを離れる決意します。
新たな生きる道を探すアソーカ。ですが、アソーカがジェダイ・オーダーを離れたことで、良き理解者であるパダワンを失ったアナキンに暗黒面が迫ることに。
やがて、シス卿であったパルパティーン議長によって”オーダー66″が発令され、ジェダイ達は裏切ったクローン・トルーパー達の襲撃に遭い、死に絶えてしまいます。
一方でアナキンは、暗黒面に堕ちてダース・ベイダーとなり、ジェダイ・オーダーを抜けたアソーカは、銀河帝国の手から逃れる為に銀河の海へと姿を消します。
銀河帝国に抗う反乱者となる
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銀河帝国から逃れる為、逃亡生活を続けていたアソーカは、恐怖で銀河を支配する銀河帝国に抗うレジスタンスと合流します。
同じくジェダイの生き残りであるケイナン・ジャラス。ケイナンのパダワンであるエズラ・ブリッチャーと出会い、共に強大な帝国と戦うことになります。
エズラの故郷である惑星ロザルを帝国から解放した後、消息を絶ったエズラを探して、アソーカは銀河を旅することに。
グローグーを導く者に
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フォース感応力が高いゆえに帝国残党に追われる”ザ・チャイルド”ことグローグーを、ジェダイのもとに届けたいマンダロリアンのディン・ジャリンは、かつてジェダイ・オーダーの一員であったアソーカを見つけ出しました。
ディン・ジャリンは、アソーカのグローグーを託そうとしますが、アソーカはこれを拒否。
アソーカはジェダイ・オーダーを離れた自分がグローグーの訓練するよりも、相応しい人物がいることを示唆し、ディン・ジャリンに惑星タイソンにある古い寺院を訪れることを助言しました。
4.アソーカの時系列は？
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「アソーカ」はEP6「ジェダイの帰還」から5年後のストーリー。
すでにマスターであったダース・ベイダーは去り、帝国は崩壊し、新共和国の時代が舞台です。
となれば、同じく「ジェダイの帰還」から5年後を舞台とした「マンダロリアン」とのクロスオーバーも有り得るかも・・・
スター・ウォーズ全ての作品を時系列順にまとめてみました。
スター・ウォーズ作品は公開順＝時系列ではないので、時代背景が非常に複雑になっています。
あまり詳しくない方でも、理解していただけるように表にまとめてみたので参考にしてみてください♪
※アソーカ登場シリーズは、赤字で記載しています。
5.その他 キャラクター紹介
新共和国勢力
アソーカ・タノ/ロザリオ・ドーン
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元ジュダイでアナキン・スカイウォーカーの唯一のパダワン。
共和国、銀河帝国、新共和国時代を孤独に生き抜いてきた。
サビーヌ・レン/ナターシャ・リュー・ボルディッツォ
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戦闘民族マンダロリアンの女戦士。かつて帝国アカデミーに所属していたが、帝国に不信感を覚え脱走。
後に帝国に独力で抗うヘラとケイナンが率いるゴースト・チームの仲間となる。
アソーカと共に消えたエズラを追って旅に出ることに。
ヘラ・シンドゥーラ/メアリー・エリザベス・ウィンステッド
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トワイレックの女性。
ゴースト・チームをまとめる母親のような存在。
ゴースト・チームのパイロットを務め、その腕前は宇宙随一を誇り、新共和国軍では将軍の一人として指揮官の立場にある。
C1-10P/チョッパー
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ヘラの相棒ドロイド。
怠け者で口は悪いが、何度も仲間達を窮地から救った頼れるドロイド。
ヒュイヤン/デヴィッド・テナント
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クローン戦争が勃発する大昔からジュダイ・オーダーに仕え、ライトセーバーの設計と製造を行っていたアーキテクト・ドロイド。
現在はアソーカと行動を共にしている。
モン・モスマ/ジュヌヴィエーヴ・オライリー
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公平な政治を愛する新共和国になくてはならない第一の指導者。
エズラ・ブリッジャー/エマン・エスファンディ
惑星ロザルをスローン大総督から救った英雄。
“オーダー66″を生き残ったケイナン・ジャラスのパダワンとなり鍛えられ、マスターを凌ぐジェダイとなる。
スローン総督を倒す為、共にハイパースペース空間へと入り、消息不明となっている。
銀河帝国残党
ベイラン・スコール/レイ・スティーヴンソン
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“オーダー66″を生き残った元ジェダイ。経緯は不明だが、帝国残党に力を貸している。
予告編ではアナキン・スカイウォーカーと面識があることを示唆する発言も。
シン・ハティ/イヴァンナ・ザクノ
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ベイラン・スコールのパダワンで寡黙な女性。
マロック
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元帝国のジュダイを狩る尋問官だった。
素性は判明しておらず、今はモーガン・エルズベスに雇われた傭兵であることしか分かっていない。
モーガン・エルズベス/ダイアナ・リー・イノサント
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クローン戦争で大虐殺された惑星ダソミアのナイトシスターの生き残り。
自身の大きな野望の為に、スローン大提督の行方を追っている。
スローン大提督/ラース・ミケルセン
天才的な頭脳を持ち、帝国随一の戦略家で幾度も反乱軍を苦しめた。
ロザルでの最終決戦で、エズラに敗北し、ハイパースペース空間へと飛ばされ、消息不明になっている。
6.「アソーカ」は何話構成？
「アソーカ」は全8話で構成されることが分かっています。まだシーズン2へと継続の有無は分かっていませんが、
同じくdisney＋で配信されている「マンダロリアン」、「キャシアン・アンドー」などのドラマシリーズがシーズンを継続していることから
シーズン2へと継続する可能性は極めて高いと予想できます。
「アソーカ」配信スケジュール
1話：2023年8月23日（水）
2話：2023年8月23日（水）
3話：2023年8月30日（水）
4話：2023年9月6日（水）
5話：2023年9月13日（水）
6話：2023年9月20日（水）
7話：2023年9月27日（水）
8話：2023年10月4日（水）
disney＋のお得なプラン
スター・ウォーズのドラマシリーズ「アソーカ」は、disney＋の独占配信作品となっています。
他の動画配信サービス（VOD）での配信やレンタルショップ店でのレンタルはできません。
現在、disney＋では全スター・ウォーズ作品を”見放題配信中”です♪
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7.最新情報
アナキン・スカイウォーカー役のヘイデン・クリステンセンが「アソーカ」に登場！
（C）Lucasfilm Ltd.
「アソーカ」第5話で、なんとヘイデン・ヘイデン・クリステンセン演じるアナキン・スカイウォーカーが登場!
ダース・ベイダーとなる以前の姿で登場し、生と死の狭間に立つアソーカーを導く為、マスターとして最後の訓練を施すことに。
ネット上はアナキン・スカイウォーカーのカムバックに大興奮♪
新鋭のエマン・エスファンディがエズラ役を「アソーカ」で演じることが決定!!
出典：instagram
ネット上でもエズラの実写化決定に嬉しい悲鳴が続々と飛び交っています。
スローン大提督役はラース・ミケルセン
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「アソーカ」の物語の鍵となるヴィラン、スローン大提督役にラース・ミケルセンが抜擢されました。
ラース・ミケルセンは、スター・ウォーズのアニメシリーズ「反乱者たち」でスローン大提督の声優を務めました。
正に正真正銘のスローン大提督!!登場が待ちきれません！
8.まとめ
この記事では、8月23日にdisney＋で配信が決定したスター・ウォーズ「アソーカ」について登場が決定しているキャラクターの紹介や最新情報などを紹介していきました。
本記事を読めばアニメシリーズを視聴したことがない方でも予習バッチリなはずです！!
ですが、もっとスター・ウォーズの世界観にどっぷりとハマりたい方には、アニメシリーズの「クローン・ウォーズ」、「反乱者たち」のアニメシリーズの視聴がおすすめです。
映画シリーズで描き切ることのできなかったストーリーを補完してくれているのが、この2作品だからです。
「アソーカ」をめいっぱい楽しむ為にも、「クローン・ウォーズ」、「反乱者たち」を是非、視聴してみてください♪
この記事の筆者
ペンネーム：アッキー
showbuzz専属ライター。
スター・ウォーズ関連作品、マーベル関連作品などの記事を中心に執筆。
カスタムライトセーバーの購入を検討中(≧▽≦)
※この記事は、2023年8月に作成し、9月24日に更新したものです。